なぜDicewareパスフレーズはランダム文字列より優れているのか?
長年、ITセキュリティポリシーでは大文字、小文字、数字、記号を混ぜたパスワード(例: Tr0ub4dour&3)が推奨されてきました。しかし、こうしたパスワードは人間にとって極めて覚えにくく、メモ帳に書き留めたり、使い回しり、単純なパターンで変更する原因となっていました。
さらに、現代のパスワード解析アルゴリズムは、このような8文字程度の記付きパスワードをわずか数分で解読できてしまいます。コンピューターに対する本当のパスワード強度の指標はエントロピー長さ)です。
Diceware方式を用いて4〜5個のランダムな辞書単語を連結する(例: correct-horse-battery-staple)ことで、25文字以上のスフレーズを作成できます。その組み合わせの数は途方もなく、スーパーコンピューターでも推測に何百万年もかかりますが、人間らホチキスを持った馬のイメージを思い浮かべるだけで一瞬で記憶できます。